今回のテーマは、「建築基準法」である。
それでは、「令和5年度 管理業務主任者試験」で出題された過去問にチャレンジしてみよう。
令和5年度 管理業務主任者試験問題 【問 14】
【問 14】 次の建築基準法第1 条の規定の(ア)から(ウ)に入る語句の組合せとし
て、最も適切なものはどれか。
(目的)
第1 条 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する(ア)基準を定めて、国民の(イ)、健康及び財産の保護を図り、もつて(ウ)の増進に資することを目的とする。
(ア) (イ) (ウ)
1 標準となる 生命 社会の利便性
2 最低の 生命 公共の福祉
3 最低の 生活 社会の利便性
4 標準となる 生活 公共の福祉
令和5年度 管理業務主任者試験問題
正解:2
(目的)
第1条 この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。
建築基準法・e-Gov法令検索
(解法のポイント)
建築基準法の条文まるまるの出題である。建築基準法に限らず、区分所有法、民法などの法令、標準管理規約、標準管理委託契約書などは、過去問で出題例があるものは、必ず法令集などで原文を確認しておこう。
(類題)【問 17】 建築基準法第2 条及び同法施行令第1 条の用語の定義に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1 「建築物」とは、土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの(これに類する構造のものを含む。)などをいい、建築設備を含まない。
2 「敷地」とは、一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。
3 「主要構造部」とは、壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない部分を除く。
4 「大規模の修繕」とは、建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕をいう。
令和4年度 管理業務主任者試験問題 令和4年(2022年)12月4日
正解:1
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